日帰り手術・レーザー治療について
眼底出血(糖尿病網膜症や網膜静脈閉塞症等)、緑内障、後発白内障のレーザー治療を行っております。
レーザー治療とは
レーザー治療とは、レーザー光を眼の中の組織に照射して行う治療方法の総称です。
糖尿病網膜症に代表される眼底出血や網膜剥離裂孔などの網膜疾患、緑内障、後発白内障に対し 施行されます。
当院のレーザー治療について
当院では、眼底疾患に対して施行される網膜光凝固、緑内障などに施行される虹彩光凝固、
後発白内障に対して施行される後発白内障手術を実施しております。
通常、通院で目薬の麻酔のみで施行し、治療時間は疾患によって異なりますが、数分~20分程です。
もし痛みを感じるようなことがあれば注射での麻酔も追加することが稀にあります。
目を切ったり縫ったりするわけではありませんので、原則として眼帯は必要ありません。
翌日から平常どおりの生活が可能です。
費用について
1. 眼底の疾患に対するレーザー治療
網膜光凝固術は、特定の波長のレーザー光で病的な網膜を凝固させることにより病気の進行を抑える治療法です。
糖尿病網膜症、網膜中心静脈閉塞症、網膜裂孔などの眼底疾患の治療に使用されています。
手術は外来通院で治療可能であり、点眼麻酔をして、1回10~15分程度の時間で終了します。
網膜光凝固術(通常) | 1割負担 | 2割負担 | 3割負担 |
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片眼 | 約¥11,500 | 約¥14,000 | 約¥34,500 |
網膜光凝固術(特殊) | 1割負担 | 2割負担 | 3割負担 |
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片眼 | 約¥14,000 | 約¥14,000 | 約¥55,500 |
※手術中に使用した薬剤等により、金額は変動いたします。
2. 後発白内障
■後発白内障とは
後発白内障とは、白内障手術をした後に起こる可能性のある病気です。白内障手術で眼内レンズを入れたときに、水晶体嚢の内側に細胞が残っていて、これが広がって変性し、膜が濁った状態のことをいいます。
初期の白内障のように視界がくもって見えたり、かすんだりする症状が現れます。視力の低下が軽いものであれば治療の必要はありませんが、日常生活に支障をきたすようであれば治療を行います。
■ヤグレーザー治療
後発白内障に対しては、「ヤグレーザー」というレーザーを使った治療を行っています。点眼麻酔をした後、ヤグレーザーを照射して眼内レンズの裏にある「水晶体嚢」に穴を開け、濁りを取り除きます。所要時間は約2~3分と短い時間ですみ、痛みもほとんどありません。
後発白内障手術 | 1割負担 | 2割負担 | 3割負担 |
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片眼 | 約¥1,800 | 約¥3,600 | 約¥4,800 |
※手術中に使用した薬剤等により、金額は変動いたします。
3. 緑内障に対するレーザー治療
閉塞隅角緑内障の治療として、虹彩にレーザーで穴を開ける方法があります。バイパスを作ることによって房水の流れが良くなり、隅角が閉塞しにくくなります。緑内障発作の予防にレーザーを施行する場合もあります。レーザー治療は、外来通院で行い、通常5~10分程度で痛みもほとんどありません。
虹彩光凝固術 | 1割負担 | 2割負担 | 3割負担 |
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片眼 | 約¥8,000 | 約¥14,000 | 約¥24,000 |
※手術中に使用した薬剤等により、金額は変動いたします。